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- 2019年05月24日
- 手と目と -医療版- Vol.21 より
【栄養コラム】春野菜の美味しい季節です
春野菜は柔らかく、甘味が強いものが多いです。~野菜を1日350g食べましょう~
国民の健康づくりを目的に、厚生労働省が実施している運動 『健康日本21』では野菜の摂取量の目標値を1 日350g 以上としています。あまり季節に関係なく野菜が出回っていますが、今の時期にしか味わえない春野菜ならではの美味しさを味わってみませんか?普段あまり野菜を食べていない方も野菜の美味しさを再発見して、しっかり食べる習慣が身につくかもしれません。
今回の介護報酬改定に伴い(以前より行っているものも多いですが)、各部署で力を入れている点についてご紹介します。
春キャベツ
![春キャベツ](https://www.eikoh.or.jp/hospital/communication/wp/wp-content/uploads/2019/05/e7eb814ece5ebcef91f13a25c413e0c7.png)
見た目は 丸くて小さいです。葉の巻きは緩く、柔らかくて薄く、甘みも強いです。サラダ等の生食に向いています。栄養素のビタミンC は他の季節のキャベツよりも多く含まれています。
新たまねぎ
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皮が薄く、水分も多く白い実が露出しているのが特徴です。味の特徴はみずみずしく甘みが強く、辛みが少ないです。栄養素はビタミンB1 を多く含みます。ビタミンB1は炭水化物をエネルギーとして分解する働きがあります。生食に向いています。
アスパラガス
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3月~6月が旬です。もっとも代表的な成分はアスパラギン酸です。新陳代謝を活発にし、疲労回復に役立ちます。
そら豆
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4月~6月が旬です。植物性たんぱく質を多く含む豆類ですが、そら豆も例外ではありません。動物性たんぱく質に比べて脂質が少ないのでヘルシーにたんぱく質を摂取することができます。
~高血圧予防に野菜を~
野菜に含まれるカリウムには体内の余分な塩分を排出させる働きがあります。また、食物繊維には腸内でのナトリウムが過剰に吸収されるのを防ぐ作用があります。
栄光病院 栄養管理課(管理栄養士) 藤村 美穂