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- 2024年07月19日
- 手と目と -医療版- Vol.35 より
リハビリテーションのお仕事紹介
リハビリテーションとは
病気やけがで身体機能が制限された方に対し、生活の質を向上させるためのプログラムを立案・実施します。
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などが協力し、体力、運動能力、認知機能などを回復・向上させ、自立した生活を促進します。
これらは、病院・リハビリテーション施設・介護施設・在宅など多岐にわたる場面で提供されています。
理学療法士とは
理学療法士は、身体機能の障害や痛みを評価し、 運動療法やエクササイズを用いて患者さんの健康を改善する専門家です。けがや疾患で動きに支障をきたしている場合、理学療法士は適切な治療プランを策定し、関節可動域、筋力、バランスなどを改善させます。また、身体機能低下に対する予防やアドバイスも行い、将来的な疾病・介護などの問題を予防できるようサポートします。
作業療法士とは
作業療法士は、身体や認知的な障害や心理的な課題により、日常生活の活動に制約がある方に対して、 リハビリテーションを提供します。個別のニーズに 応じて、日常生活動作や仕事、学習などの活動の遂行能力の回復・向上を目指します。日常生活動作のトレーニング、介護・福祉用具の導入、環境の調整など、様々な手法を駆使してサポートします。
言語聴覚士とは
言語聴覚士は、言語やコミュニケーション、聴覚に関する障害を抱える方に対してリハビリテーションを提供します。これらに関する問題に対処し、日常生活で円滑にコミュニケーションをとり、情報を理解できるようサポートします。
さらに、食事や嚥下の困難を抱える方に対しても、 食事の安全性を確保し、摂食・嚥下のトレーニングを通じて、食事を楽しむことができるようにサポートします。