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回復期リハビリテーション病棟のご案内

回復期リハビリテーション病棟の理念と方針

理念

1. 患者の皆さん一人一人の尊厳を尊重し、身体的・精神的サポートを含めた全人的なリハビリテーション医療の提供を行います。
2. 医学的根拠に基づいたリハビリテーション診療を行い、患者の皆さんの生活の質の向上を図るために多職種の医療スタッフからなる総合的なチーム医療を実践します。
3. 在宅および社会生活への復帰を目標にした包括的なリハビリテーション診療を提供します。
4. 患者および御家族の皆様に対して診療内容の提示や診療実績の公表を行い、透明性が高く相互の信頼関係の構築がなされるような診療体制を目指します。

方針

1. 患者さんの主体性・自己決定権を尊重し、身体的な治療のみでなく、社会面・経済面・心理面などの様々な視点から個々人に合った医療を行うことを目指します。また、患者さん自身の責任の自覚、治療への積極的な参加を促し良質なリハビリテーション医療提供を推進します。
2. 各医療スタッフは、院内外の学習会・研究会・学会等に積極的に参加することにより、日々、知識や技術の向上が図るよう努力し、また、知りえた診療内容の情報を多職種で共有することにより患者さんに対して最善の医療行為が行えるように努力します。
3. 機能の改善のみでなく、日常生活動作および生活の質の向上が得られ、かつ、生活の維持ができるような環境整備（家屋調査、住宅改修への助言、各種社会サービス利用、各種訓練施設への紹介等）に対して多職種から成る医療チームで取り組みます。
4. 定期的に、急性期病院との意見交換（クリニカルパス導入）、および、病棟内カンファランス（医療スタッフ、患者さんおよび御家族を含む）を行い、診療内容の確認や生活設計の検討を協業します。また、診療実績に関しては当院ホームページ上に公表し全医療スタッフ、患者さんおよび御家族の皆さんと情報共有を行い診療目標を一致させたリハビリテーションやケアを実践します。